千の風になって

千の風になっては、アメリカ発祥とされる詩で、「911・同時多発テロ事件」慰霊の時に披露されたことで、話題になっています。通称は、「Do not stand at my grave and weep」(題名が無い為、詩の最初の部分が通称ということになっています)。いろいろと論議されていて、確実な説というものがないのですが、アメリカ人女性メアリー・フライの作品であるというのが、現在有力な説とされています。

千の風になって(新井満版)

千の風になっては、「Do not stand at my grave and weep」という詩を、小説家の新井満さんが邦訳し、作曲もしました。
「千の風になって」と言うタイトルは、原詩の3行目の「I am a thousand winds that blow・・・」から使われています。

この、千の風になってという曲は、数多くのアーティストによって歌われています。
有名なのは、2006年の「第57回NHK紅白歌合戦」で歌った秋川雅史さん(後述)でしょう。その他では、新垣勉さん(テノール歌手:2004年9月)、中島啓江さん(2006年8月)、宗田舞子さん(ソプラノ歌手:2006年11)、Yuccaさん(2007年)、さこみちよさん(大沢悠里さん朗読入り:2007年5月)など。

また、千の風になっての元となった「Do not stand at my grave and weep』を日本に紹介したのは、デーブ・スペクター氏だそうです。
永六輔さんは、紹介されたこの詩を、坂本九さんの葬儀で朗読しました。

千の風になって (秋川雅史)

千の風になっては、ご存知の通り、テノール歌手の秋川雅史さんが2006年の紅白で歌ったところ、全国的に有名になりました。紅白では、秋川雅史さんの歌唱前に、木村拓哉さんが詩を朗読したこともヒットした要因に挙げられているそうです。

この、「千の風になって」のCD売上はすでにクラシック初の100万枚を突破していますが、オリコンでは演歌チャートでランクインしています。不思議ですね。ちなみに新井満さんの「千の風になって a thousand winds」は演歌チャートにはランクインしていません。

秋川雅史さんのCDには、秋川自身の編曲によるピアノ伴奏付きのコーラス譜が入っています。(余談ですが、コンサートでは必ず歌っているという、美空ひばりさんのリンゴ追分も入っています。)

また、韓国歌手である「Zero」によって、韓国語で「千の風になって」がカバーされ、2007年10月に発売されました。